気仙沼の建設業界の皆さまへindustry

伝えたいのは、「ともに、築く」未来。

村上工業から、気仙沼建設業界の皆さまへ
震災から10年以上。復興は形を成し、街は再び賑わいを見せています。しかし、人口流出や高齢化、新卒者の地元離れといった新たな課題が、私たちを静かに、そして確実に追い詰めています。このような時代において、建設業は何を成すべきか。

私たち村上工業は、創業から半世紀。決して老舗とは呼ばれない存在ではありますが、誠実に、地道に、そしてなにより謙虚に、地域の信頼を積み上げるため懸命に歩んできました。震災の被害を共に受け、復興の最前線に立ち続けてきた私たちが、今、再び業界全体の「結束」の必要性を感じています。
「仲良くやりましょう」とは言いません。けれども、切磋琢磨し、共に高め合い、地域の未来を守るために、今こそ手を取り合う時ではないでしょうか。

時代は変わりました。
昭和の価値観が全て通じる時代ではありません。若者たちの声は、時に私たちには“聴こえない音”のように遠く感じることもあります。けれど、その声に耳を傾け、共に考え、若者を先頭に立たせて学び合う姿勢こそが、業界の未来を形作る鍵になると信じています。

地域防災を掲げ、縁の下の力持ちとしての誇りを胸に、「建設業界としての未来」を本気で語り合える仲間が、今こそ必要です。業界の繁栄なくして、地域の安心は築けません。時には、統廃合といった辛い決断も必要でしょう。それでもなお、協力し合える未来を目指したい。
もし、私たちのこの想いに共鳴していただけるのであれば、ぜひ声をかけてください。
共に考え、共に動き、共に地域の未来を築いていきましょう。
私たちは、いつでもその声を待っています。

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